生活保護申請後はどうなるの?
どうも。みんなの福祉.com管理人の駿河です。
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今回は、生活保護の申請をした後、どのようなことがあるのかについて説明します。
生活保護申請後、
①ケースワーカーによる家庭訪問による聞き取り
②生活保護を受給できるか否かの認定
が行われます。
順番に見ていきましょう。
①ケースワーカーによる家庭訪問による聞き取り
生活保護申請後、だいたい1週間以内に、あなたの担当となるケースワーカーがあなたの家に訪問してきます。いきなりではなく、事前に連絡をとってなので、来る前に家を掃除したりする人も多いみたいです。
聞き取りの内容は、
・これまでの学歴や職歴
・連絡を取る親族はいるのか
・申請時に提出した資料が真実かどうかの確認
・今後どのようにしていきたいか
等が多いみたいです。
なんで学歴や職歴を聞くのかというのは、今後就労指導を行っていく際に、どんな会社に採用可能性があるのかを把握するためだったり、年金を受給できる人なのかを判断するためです。
聞き取り自体、うまく答えることができなくても保護の開始には一切関係ありませんから、あまり気負わずにケースワーカーの問いに答えていってください。
②保護を受給できるかどうかの報告
ケースワーカーの自宅訪問が終わった後、保護を受給できるかどうかの処理をケースワーカーが行います。
その結果、保護を受給できるようになれば、ケースワーカーから「いついつに役所に来てください。初回のお金をお渡しします」といった電話がかかってきます。
もし保護を受給できなければ、「〇〇さん、役所に来てください」と、特に要件は言わずに役所にいくことを要求されることが多いみたいです。
電話のみで「保護にはなれませんでした」っていうとトラブルが起きるからだと思います。
あくまで法律や規則で定められた手順で生活保護の決定は行われるので、ケースワーカーが「この人はなんか嫌な感じだから保護にしないようにしよう」なんてことは断じてありません。
昨今のケースワーカーの不祥事が多いせいか、「ケースワーカー=悪」みたいな印象をお持ちの方がおおいと思いますが、不祥事を起こすのはほんの一部。大半は真面目に仕事をしているよう思います。
生活保護受給者だって、不祥事を起こすのはほんの一部、大半はつつましく、しっかり生活されているでしょ。それと同じです。
③保護開始時から2,3カ月
保護開始となったあと、数カ月は、役所に直接お金を取りに行く必要があります。これは自治体によって違うかもしれませんが。
ケースワーカーが「この人は窓口に来てもらわなくても安定して生活できそうだ」と思えば、銀行口座へ保護費が振り込まれるよう手続きをしてくれます。そうすれば役所に行く必要はなくなります。
④以降…
保護開始から数カ月たつと、ケースワーカーがあなたの自宅を訪問したり連絡したりすることも少なくなります。
ただ課題の多い被保護者に対しては頻繁に連絡をしたり訪問したりしているようです。
原則、1年間に2回は最低でも訪問することにはなっています。
生活保護法では被保護者各人に応じて個別具体的な支援を行いなさいって書かれているので、上に書いたような原則通りに訪問等が行われるだけではないですが、だいたいこんなもんだと思っていただければ。
何か不明な点があれば連絡してください。
ではでは。。。
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