発達障害とはなんぞや

どうも、みんなの福祉.com管理人の駿河です。

自己紹介はこちら。





 

生活保護のことだけだと飽きてしまうかたもいると思うので今回は発達障害について記載します。


皆さん、発達障害ってご存知ですか。


 私は中学不登校、高校中退で、社会人になってそのことを職場にばらされたというのは、私の自己紹介を読んでいる方ならご存知だと思います。私がそのような成育歴だと分かった時に同僚が影でいっていたのが「駿河って成育歴みると発達障害っぽくね」という言葉でした。





 いやーもう傷つきましたねwww





 最近、発達障害ってかなり注目されている気がします。




 今までは「個性」として見られていたのが、発達障害という概念が出たことで

 「障害」になってしまいましたからね。

 不登校ってだけで「発達障害の気質がある」と認定する支援者もいるみたいです。



 はっきり言って、私、発達障害という言葉大嫌いです。




 何か自分に対して攻撃的な姿勢を見せる人がいたらすぐに「こいつは発達だ」と認定する馬鹿、はっきり言いますが消...ry



 

 前座が長かったですね笑




 では、発達障害について説明していきます。


(1)発達障害とは

 発達障害と聞いてどう思いますか?偏差値が低いとか、IQが低いとか思っている人もなかにはいるかもしれませんが、全然違います。IQが一定量より低いのは発達障害ではなく「知的障害」と言われます。


 発達障害は、発達の質的な偏りがあるという障害です。具体的には自閉症スペクトラム障害やADHDがあります。知能の遅れはありません。東京大学にだって、ハーバード大学にだって、発達障害者はいます。


(2)具体的な中身

  発達障害は具体的にどのようなものがあるのか、説明していきます。

①自閉症スペクトラム

 相手の気持ちや感情を察することが苦手で、求められる常識的な言葉がわからないといった症状を持っていたり、こだわりが強いといった発達障害の1つです。


 あいまいなことが苦手で融通を聞かせることができない一方、論理的で正確であることを好むといった特徴を有しています。興味関心の幅が非常に限定されている一方、興味のあることは熱中しすぎる傾向もあります。


 日本は「一つのことに極める」ことよりも「すべてをまんべんなくできる人」こそ評価される社会なので、非常に生きづらさを抱えてしまいます。


②ADHD

 ADHDは有名ですね。落ち着きがない等の多動、思い付きで色々なことをする衝動性、忘れ物が多い等の不注意等をかかえている発達障害の一つです。言い換えれば、様々なことにちゅうちょなく挑戦する勇気があるということです。


 ADHDの人は、周囲から否定されて生きてきた人が多いと思います。そのため自己肯定感が低くなり、うつ病等を患ってしまうこともよくあるようです。これは二次障害といいます。


 ADHDを受け入れられる社会の構築は早急にやるべきだと私は思います。また、ADHDの人は様々なことに臆することなく挑戦ができるので、経営者タイプなのではないかと思います。多彩なタイプも多い印象です。


(3)発達障害を患っているかどうかの診断

 ある人が発達障害を患っているかについて、福祉の支援者の間では成育歴の聞き取りを通じて判断をするみたいです(私はこういうの嫌いですが、福祉の情報サイトなので一応掲載しますね)


 ・中学の段階で孤立していた、虐めに合っていた

 ・不登校経験者

 ・中退経験者

 ・転職を繰り返す人

 ・違法行為を行った経験がある人

 ・性的な問題を起こしている人


 聞き取りを通じて、これら一つにでも当てはまれば、支援機関はあなたを「発達障害」として認定するようです。


 ああ、私発達障害だwwwwwwwwww


 自分が発達障害ではないかと感じている人は、少し参考にしてみてください。

 

 これまでの生きづらさの正体が、自分ではどうにもならない「発達障害」のせいだったら、気が楽になる人もいると思いますので。

 

(4)発達障害による特徴を抑えたいなら

  私、発達障害は無理して直す必要はないと思うんですよ。発達障害は個性だと思ってますからね。個性を「薬を飲んで抑える」とか、個性を封じ込めて鬱状態になりながらも職場に順応していく、とかおかしいじゃないですか。


 ただそうはいっても、発達障害による特徴を抑えたいと思っている人も多いと思うので、少し書いてみます。


 発達障害による特徴を抑えるために必要なのは、ずばり

 医者にかかること👨‍⚕️

 です。


 まず医者にかかって服薬をしっかりします。代表的に処方されるのはコンサータですね。

発達障害の薬って非常に効きます。多動も治ります。継続して飲めば、定型発達の人との違いも判りません。


 これだけで中度以下の発達障害を抱えている人は解決です。


 ただ、比較的重い発達障害を患っている方は薬だけでは対処できない場合もあります。


 その場合には、地域の精神センターへ相談を行ったり、役所の生活支援課に言って助言をもらうと良いです。


 役所ってみなさん、あまり使えないと思っている人多いと思いますが、意外とかなり使えますよ。相談にもしっかり乗ってくれます。

 「病院にも通院しているし、服薬もしっかりしている。でもなおらない。どうしたらよいの?」

 って聞けば、やさしく答えてくれて、しかるべき対処をしてくれます。



 今回の記事はこれで終わりです。参考になりましたでしょうか。


 今後も発達障害についてはたまにブログを記載していきたいと思います。



 今回は、知人の精神科医に情報提供をしてもらいました。この場を借りてお礼申し上げます。



  

  

 

   



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