役所から住宅費を直接不動産会社に支払う事が出来る!
ども。みんなの福祉.com管理人の駿河です。
自己紹介はこちら。
基本的には、役所から住宅扶助費が支給され、それを被保護者のほうで手渡しなり口座振込なりで不動産会社のほうに支払っている人が多いと思います。
ただ、精神的な疾患や身体不調で銀行に行くのが辛い方もいらっしゃいます。
そのような場合には、被保護者を介さず、役所から直接住宅費を不動産業者に支払う事もできます。このことを
住宅扶助の代理納付
といいます。
この"住宅扶助の代理納付"は、基本的に被保護者からの請求もしくは同意があった場合に行われるものですが
家賃滞納が頻繁にあり、役所が改善を指導、指示しても滞納を続ける者
の場合には、役所から代理納付にするよう比較的強めの指導が入ることが多いです。
ただ、あくまでも保護費は"全額被保護者のもの"なので、被保護者が「住宅扶助の代理納付は絶対にしない!」といえば、役所が強制的に住宅扶助費を代理納付にすることはありません。
でも
住宅扶助の代理納付を断るデメリットはない
んですよ。
不動産屋は家賃の取りっぱぐれが無くなる
被保護者も家賃振り込みの手間と心配が無くなる
役所も不動産屋に「被保護者が家賃支払ってないんだけど、役所が落とし前つけろや!」と詰められなくなる
こんな感じでメリットばかりなんですよ。
また、役所のほうで代理納付にしてくれるなら生活保護の人でも大丈夫という不動産業者は多いので、今現在物件を探している被保護者も、住宅扶助の代理納付を検討してみてはどうでしょうか。
ではでは。
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